2006年 12月 09日
参加者はオーストラリア、ドイツ、イギリス、アメリカ、そして日本からの10人。 ワイナリーへ向かう車中では、好みのワインは何かと自己紹介をして、NZワイン事情を聞いた。 ホークスベイと呼ばれるこの地域には34のワイナリーがあって、国内2番目の生産量。丘陵に囲まれ適度に乾燥し、水源(大きな川が2つある)も豊富なのが適しているのだとか。 1. CLEARVIEW ESTATE WINERY 最初に訪れたのは、お日様燦々のテラスレストランが素敵なワイナリー。 裏にはぶどう畑が広がっていた。 きっと、誰もがここでランチをしたい!と思ったはず。 とのお勧めに、ワインリストを見つつ、試したいワインをリクエストしてゆく。 左の鼻→右の鼻→のどの奥へ→ワインを少量口に含んで空気と一緒にグリュグリュリュン→頭のてっぺんまで香りを楽しみ→あとはぺッツ!・・・こうやって試していくんだよ、と教えてもらった。 シャルドネ2003、2004、2005、2006を試飲。並べて色の違いを比べると、キラキラ輝く白色〜まったりトローっと黄金色。あ〜幸せな色。幸せなお味。 飲んじゃって、ぺッツて捨てるのは出来なかったけど。。。 2. TE MATA ESTATE WINERY ここではシャルドネとソービニヨンブランもさることながら、 SYRAH と GAMAY NOIR という赤がそれぞれ良かった。 「SYRAH」ってエキゾチックな響きで素敵だな〜っ。 建物や敷地全体が白のしっくいで塗られ、赤茶色やオレンジ色がとても映えていて、南スペインか南仏みたいな雰囲気だった。 TE MATA が保存に力を注いでいる丘、TE MATA PEAKは、すごい急な坂道が続く山の上にある。 マオリの戦争と恋の伝説が残っていて、この丘は死んでしまったtemataという巨人の半身の形をしている。 そんなお話を、身ぶり手ぶりでマオリの血を引くガイドさんが熱く語ってくれた。 確かに、下から望むと横たわった男性の体に見えた。自然って不思議だ。
by earthapple
| 2006-12-09 23:56
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