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2014年 12月 01日

Salone del Gusto and Terra Madore 2014 -レポ6- 世界の昆虫食TWS

今回楽しみにしていた味覚ワークショップは

元NFLノルディックフードラボ味覚開発部長BENによる
「昆虫についての考察と試食する」

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事前web申込、現地チケットセンターでも満席...
会場でBENに会ったときに話してみると

「立ち見で入ればいいさ~」と言われワクワクしていたら
セニュール石田がチケットGETに成功(^^)v

だがだがっ当日になり大問題発生!
イタリア農水省が食品と認めていない(存在していないものとしている)
サルディーニャのチーズ-カースマルツッがリストインしているのが発覚し、
当日の新聞記事に。
これが発端となりワークショップはキャンセルに…。
だが、
ワークショップ会場では担当者3人が登壇し、
コトの詳細と想いを丁寧に説明してくれた。

それはまるで記者会見のように始まった。
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*問題となったチーズは、ペコリーノチーズにウジ虫を繁殖させることでバクテリヤ活動が活発化し、発酵と脂肪の分解が進む。チーズはとても柔らかくミルク匂が強くクリーミーになり、ムシはドライフルーツのような食感なんだとか。イタリア農水省はこのチーズの存在を黙殺している。が、当地では贈答品やおもてなしに最高のチーズと称され高値でやりとりされている。
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我々は数年かけて世界中の昆虫食を調査して歩いている。
近年「昆虫はたんぱく質が豊富で食料危機を救う救世主」とも言われているが、
そうではなく、ガストロノミーの視点から提言したいと想い、
今回のワークショプとあいまった。
これまでの長きにわたり、
その地域そこに住む人々に脈々と食べられ続けているのは
「おいしい」からに他ならない。
今回問題となったチーズは地域ではいまでも食べられている伝統的なチーズだ。
成長したらハエとなりチーズからいなくなるから、
今回の時期(10月末)だとチーズの中にはムシはいなかったかもしれないね…
なんてジョークも。
日本でもハチの子やバッタ、ザザムシも食べてるし、
タガメやカメムシなどなどベトナムやタイ、ペルー、
オーストラリアのアボリジニたちは素晴らしい文化を継承し
世界中で昆虫を食べている。
いずれも質の高い料理として成立していのだ。
どうやってプロダクトとして認知されるかを考えてゆきたいし、
そのほかにも世界にたくさん存在する食文化を守らなければならない。
断固として農水省や税関のレギュレーションをつきつめていかなければ!
そして、ロビー活動をしてコミュニケーションを深めてゆく努力を続けたい。
次回はぜひこのワークショップを開催できればと思う、
という決意表明で締めくくられた。

会場では賛同の意見が相次ぎ、応援の熱い拍手が止まなかった。
この会見の場にいれて感動しました。

さて、試食として準備されていたのは、
・2種類のアリ
(デンマークで食されているもので、レモン味でオレンジやコリアンダー.バニラやピーチのようなのアロマが強いもの、酸味がありコショウのように香るもの)
・ハチの子
(オーガニックで鮮度よいハチの子を揚げて。ハチミツのような繊細さとクリーミーさがある)
・キリギリスの雄雌
(放牧地で採取したもの。西アフリカなどで食され、牛やヒツジなどの香りや動物の皮やポルチーニといった強い香り。)
・ゾウムシ
(ペーストやクリーム、コニャック、アフリカのハチミツのような味わい)
そして
・チーズだった。


試食できず残念ですが次回開催に期待します。
その後BENとも次だね!次だよね!
と握手...(^^)


担当者は日本にも来る予定と話していたけどもう調査は済んだのかな?






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by earthapple | 2014-12-01 19:19 | TRAVEL overseas | Comments(0)


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