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2014年 08月 04日

年に一度のアラビアンナイト

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96年5月
エジプトカイロから陸路でイスラエルへ渡った
約14時間、戦車に囲まれて砂漠のなかをバスで移動
バスには無線機と銃をもつ政府の役人が同乗し
1−2時間ごとに銃をもった兵士が乗り込んできて
パスポートやかばんチェックが何度もおこなわれた

ガザ地区の国境は
薄いうすいガラスがキシキシと軋んでいるような空気
ただ手で空気をたたいたり、ちいさな物音だけでも
一瞬にして目の前の光景がカシャーンと壊れてしまうように張りつめ
あまりの緊張で大人でも泣き出す人おしっこちびってしまう人もいたほどだ

当時のイスラエルは
前年95年11月にラビン首相が国民の前で演説中に射殺され
次の首相選を繰り広げていた(その後ネタニアフが当選)
エルサレムやテルアビブではバス爆発が多発し
エジプト.カイロ中央駅前にあるアラブホテルが爆発されたり
日本でも毎日のように報道されていた

少しでも怪しき人は入れんぞ.と
威嚇のようなボーダーチェックは
バッゲイジや身体.外貨チェックが細かく厳しかった

そんな緊張感とは裏腹に
たくさんの欧米の旅行者や巡礼の人たちが訪れていた
エルサレム旧市街は世界遺産
首都テルアビブは地中海に面したリゾート地
ショッピングモールなどはアメリカとかわらない
ガザ地区の荒涼とした風景とは真逆の光景だ
ただ10歳にもならない子どもたちが長い銃を肩からさげ
大人と一緒に市街の見回りをしていた

ラビンはアラブ側との和平をすすめ94年にノーベル平和賞を受賞し
和平反対派の青年により凶弾に倒れたが
あのまま近隣国との和平がすすんでいたら
いまの現状はどうなっていただろう

国を持たぬ民といわれ
大虐殺を経験した民が
隣りに暮らす民へ同じことをしている...

一昨日アラビアンナイトで
日本ではじめてパレスチナガザ地区の医師として救命活動をされている猫塚先生の話をうかがった
現在イスラエル政府はパレスチナを襲撃しているのは「自衛権」からと表明している、
それを援護しているのが世界中で米国のみ(日本もか...
わたしたちは
「自衛権の行使」を許可してはいけないっ!
米国のいいなりになってはならないっ!
帰宅後、当時の写真を見直しながら思いにふけった...
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by earthapple | 2014-08-04 05:56 | TRAVEL overseas | Comments(0)


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